12月泰阜&南牧村訪問
12月の18日から3泊4日で長野県。
泰阜へは今年度4回目、ただ今回みたいにしっかり会う人と約束して会いに行くことはこれまでほとんどなかった。
だからか、今回の訪問は調査といえどもこれまでの訪問とは全くもって違っていた。
心の琴線にふれるような、感動がとっても多かった4日間。
そのとき実際あったことたち
住んでいた地区のある方のお話。
“緑のふるさと協力隊(つまりよそからきた若者)がこの地区に来たからには、たくさんの事を経験して帰ってほしい。若い人の1年は貴重であり、その大切な期間を満足したものでなければ、同じ地区に住んでいた私たちも悲しい。だから毎年協力隊と向き合って、よりよい1年を過ごしてもらえるように考えて接してきた”
90にもなるおばあちゃん。
“小さいころ母の体が悪くて家事の手伝いをしなければいけなかった。こんなにも大きな桶で井戸から水汲んで持ってきたり。放課後学校で遊んでいる友達が羨ましかった。でも、それも役に立ったの。仕事をするようになってからみんなが知らないようなことも何も言われなくてもできていたから。褒められて、とても嬉しくて。初めてあのとき苦労して良かったわと思ったの”
“私も人生色々あったけれど、沢山苦労している人の話を聞くと、まだまだ頑張らないとって思う”(そしてこのお話を聞いたとき、苦労をしてきた人は、同じく苦労をしてきた人の気持ちを考えることが出来る、受け止めることができる。このおばあちゃんはそうだから色んな人の打ち明けられた話を聞くことができるのだと、私は確信した。)
いきなりの訪問に関わらず山のようにお土産を持たせてくれて、道中の心配をしてくれること。
忙しい中夕飯をと家に呼んで下さり、予定になかったお風呂までいただいたこと。
栃木県のそこまで知名度が高くない私の地元の市名を覚えててくれて、ニュースでその市で起こった事件のことを心配してくれる。手紙や写真を見ては励まされ、わしも頑張ろうって言ってくれる(私が励まされている)。昔の話をたくさんしてくれる。今の私たちでは知りえないことをたくさん
地区を引っ張っていくことに苦労や大変さもありながらもそれを笑顔で話してくれる。冗談でほかの地区に緑の協力隊どうかと言われれば緑のふるさと協力隊やらん!と笑いながら言ってくれる。
今日私に食べてもらおうと漬物を準備しておいてくれる。緑のふるさと協力隊は娘のようなもので、昔の人は娘が離れるときによく両腕がもぎれるような辛さだというけれど、本当にそうだということ。
とにかくたくさんの手作り!!手間がたくさんつまったものたち!!
左から贅沢漬け、酢漬け、源助かぶ菜のお葉漬け。ここの漬物は毎年予約殺到だということ
仕事の時間中なのに嫌な顔一つせずたどたどしい質問に丁寧に答えていただき、こちらから言わずとも資料を用意してくださり、お土産まで持たせてくれて、“いつでも聞きたいことあれば連絡して”
私が来るのに合わせてお酒を時間かけて悩んで用意してくれたこと(私も持っていけば良かった…無念)。家族のあたたかさにふれられたこと。自宅で作った野菜がいっぱいの豊かな夕飯。醤油まで手作り!
寒いだろうからとお風呂はすごい温度で暖房効かせてくれて寝るときにはあたたか湯たんぽ
ソーシャルキャピタルのど真ん中にいそうなお父さんは沢山の人に愛され人と人とをつなげることに楽しみを見出すことが素敵なこと。知人友人の話をするときのいきいきとした笑顔。
せっかく来たのだからと名物料理を勧めてくれる。とにかく人に喜んでもらいたいという心を持っていること。
佐久名物・鯉のあらい、うま煮
たくさんの温かさを心に詰めて、忘れかけていた去年の感覚を取り戻しながら帰路につきました。
上手く言えないけれどとてもとても温かな、豊かな、幸せな?文字で言えないけれどそんな感覚
この感覚はこちらに戻ってきてからはほとんど感じることがなかったと、ぼんやりと思います。
こんな風に人のことを想う心を常に持ち続けている素敵なひとに、少しずつでもなりたいと思うと同時に
この人たちのために私は何かしたい。恩返しをしたい。でも何が出来るのだろうか。
ということを改めて強く考えるきっかけにもなるのでした。
10-11月について
10月19日 面白い宇大生を知る。
プレゼンターの方から5分ずつ発表いただいたあと、プレゼンターを囲んで分科会。
私自身面白い宇大生知れて良かったし、これから何かやりたいと思ってる子に出会えて良かった。
これからは教育2年大野氏へバトンタッチ。
反省踏まえてもっとよい会をつくっていきます。
10月24日 現代農政学講義
若者が農村へ向かう現状について。
緑のふるさと協力隊のプログラムについて緑化センターの方より
体験談を私より
思っていたこととか魅力とか危機感とか 話したけれどどのように伝わったのか。
人前で話すのって願っても無い機会なのだけど 毎回難しいです。
リフレクションシートを神代先生から頂けて ありがたい。
反応はひとそれぞれだけれど、嬉しいものです
11月5日 土呂部お疲れ様会
まさかの(狙って笑)2年連続バースデー土呂部!!
その前に蕎麦畑の片付けもやりました。
バーベキューではたくさんごちそうになり、
お話もでき
“さとびとは誇りだ”
という土呂部の方の言葉がとても嬉しく
さとびと同期が用意してくれたケーキもいただきほくほくでした。
さらに家に帰れば夜9時というのに親がケーキを用意してくれていた笑
よいふるさと よい仲間 よい家族 に恵まれたと感じる一日でございました。
打って変わって 11月8日の中間諮問 …
やばすぎてつっこまれ落ち込みました。
久しぶりに大ダメージを受けたので、立ち直れないかと思ったけれど、
友人の助けも得られて何とか、、笑
これから先も不安だけれど頑張ろう。
農山村×宇大生 第2回合同報告会&交流会@宇大
10月5日(水)18時より
農山村×宇大生 第2回 合同報告会&交流会
を行ないました。
今回も前回と同じ宇都宮大学のラーニングコモンズ2で
人数は16名。
ですが、さとびと・D-friends・湯ノ花咲かせ隊・林業女子会@栃木…など
様々な団体の方が来てくださいました!
みんな何かしら農山村に関わりながら活動をするグループ。
ゆるやかな「宇都宮大学農山村ネットワーク」のつながり、できていってます!
イメージ図 団体だけでなく個人もあって、これからつながるであろうところもあって。
第1部 報告会
今回は「林業女子会@栃木」さんと「湯ノ花咲かせ隊」さんに報告していただきました。
林業女子会@栃木さんは、宇大を拠点としながら栃木県内の林業を盛り上げる活動をしています。
湯ノ花咲かせ隊さんは、福島県 南会津町 湯ノ花集落というところで地域の方と、温泉・そばなどの観光資源を活かして地域を盛り上げています。
それぞれの詳細までは載せきれませんが、活動内容がよく分かる素晴らしい発表でした。
2つの団体が発表されることで、違いなどを意識することもできます。
例えば、湯ノ花咲かせ隊さんは農山村地域まさにそこに入って地域の方と関わりながら活動することがメインですが、
林業女子会@栃木さんは現場メインというより林業をまだあまり知らない人、町に住むような人たちにアプローチをし、林業をもっと知ってもらうことで結果的に地域も良くしてく、というようなことをメインとしてます。
まさに農山村と都市部の仲介者ですね。
学生と農山村との関わりの中でも種類がありそうです。
どちらも大切ですね!
第2部 交流会 (グループワーク)
テーマは、「このネットワークでできそうなこと」!!
40分くらい時間をとって話しながら書きながら議論を深めましたが
時間はあっという間!
最後にそれぞれ共有しました。
うーん。これから本当に面白くなりそうです!
まずは学祭に手作り○○○○で4サークル合同○○○○○○○が行われそうです!!(笑)
乞うご期待~(^○^)
*「このネットワークでできそうなこと」意見*
~広報~
・農村、自然関係の合同新歓
など
~一緒に活動~
・お互いのイベントに参加しあう、どんな活動をしているか共有しあう、地域を楽しむ!
・それぞれの地域の特産品持ちより会 食べながら語り合う
・(委託)協力 人手、専門性を活かして
など
そして終わってから、参加できる人で2次会として夕食。
初めて会ったはずなのに…
やはり普段活動していることに共通点があるからなのか?
深夜まで話は盛り上がり(お酒ないのに😊)、1日が終わりました。
これからアンケートの集計を行なおうと思っていますが、
「普段関わらないサークルの活動を知ることが出来てよかった」
「他団体の人と知り合えるのがなかなかないのでよかった」
などなど参加された皆さんがつながりを感じることができる場を作れたことにとても喜びを噛みしめています。。(^○^)
これからも徐々ではあるけれどこのネットワークが活用されてさらに互いの団体の活動がより豊かになるといいな、と思います!
「つくる」が溢れる場所 長野県泰阜村
94歳のおばあちゃんの手から、するすると縄ができていく。その縄で“もや”(焚きつけに使う細かい木の枝)を、どこから溢れているのだろうかと思うくらいの力で、縛ってしまった。
私がこのおばあちゃんちに訪問し、木の剪定後にできたという木の束を見つけ、お願いしたらいただけることになった時のことである。運ぶのにヒモで縛ろうとなった。そこでおばあちゃんが持ってきたのが藁だったのも驚いたけれど、それで縄をなって二束をつないで長くして“もや”をがっちり縛ってしまうとは!私はただただその光景に目を奪われていた。いつもの感じでは全く想像できない現象にただただ驚いたのと、これが生活の一部としておばあちゃんの中にあったこと、この地この畑で生きてきたということを強く感じた。この日は忘れられない1日となった。
泰阜村では生活の中に「つくる」ということが身近にあった。生きるために不可欠な食べ物、例えば野菜やお米や果物をつくるし、すりこぎや箒、竹かごなどの生活道具もつくってしまう。エネルギーとしての薪、炭だってつくれるし昔は履物だって衣服だって…。しかも、ただつくるといっても奥が深い。材料にはこの木が一番合っているのだとか、この季節に竹を切り出さないといけないとか、藁はなう前にしっかり木槌で叩いておくのだとか。
ここでは生活に必要なものは何でもつくることができた。でも、今みたいに何でもお店で買えるわけではなかった時代では身の回りのものをつくるのは当たり前だった。むしろ、それほど大変な生活を強いられていたのだとも言えるだろう。しかし、私は負の面からこういう生活が続けられているのだとしても、昔から続いてきたものが脈々と受け継がれている泰阜村に深く感銘を受けている。
ここで見てきた「つくる」ということは本当の意味での「生きる力」であると思う。私も一部ではあるが、生きる力を学ばせてもらっていた。ただ、今の時代を生きる私たちがそれに必要を差し迫られるということは滅多にないだろう。しかし、「つくる」ことから学べるのは生き延びる方法だけではないと思う。例えば「つくる」ということの裏側にある想いやその過程は私たちに「豊かに生きる」ことを教えてくれる。
たくさんの技や知恵を持って、様々な時代を本当の意味で生き抜いてきた世代と関われるのは今だけだと思う。それらが次の世代へしっかり引き継がれているのかと言われるとそうでもないかもしれない。しかし、私はそれらがこれからも残されていってほしいと思う。なぜなら、私だけでなくより多くの人たちに体験を通じて「豊かに生きる」ということを知ってほしいからだ。
同時に泰阜の方々に、こんなに素晴らしい地域に根差して生きてきたという誇りを持ってもらえるきっかけになってほしい。これから私は少しずつでもこのことに力を注いでいきたいと思う。
文:長野県泰阜村派遣 布袋田早紀
*おまけ*
文集中にある絵
9月24-25日 地元で生きるを考える@日光
9月24-25日で「地元で生きるを考える@日光」に参加してきました。
日光の街を歩いて地域のよいとこや課題を探したり、キーパーソンからお話を聞いたりして、1泊2日で日光市の改革案として2020年の未来新聞を作ろうというものです。
参加者は7人の宇大生と8名の他大生。東京方面からが多かったです。
宇都宮大学のCOC+主催です。大変お世話になりました。
確かによそ者が地域に入ることで新しい視点で色んな考えが生まれる―とはいえ、1泊2日で提言するのは気が引ける思いでした。
流れは、
1日目→市役所にて職員の方からのお話、フィールドワーク(日光・今市・足尾・奥日光)、日光で活動する3名によるトークセッション(うち1人は私)そしてそこから深夜までワークショップ!
2日目→ワークショップのまとめ、新聞づくり、発表。
めまぐるしい日程と、新しく刺激のある出会いに圧倒されながらの2日間、ずっと頭がぐるぐる。
日光についてこんなに考えていた2日間は人生初めて。
色んなことがありすぎたけれど、印象的だったこと3つ:
①観光地の現状
布袋田は日光チーム。
観光地が抱える問題は何となく、分かってはいたけれど
実際意識して歩いてみるとまた、違って見えてくる。
東照宮までの道 お店が沢山、外国人向けの案内が多くて折り紙の飾りなどおもてなしが素晴らしい一方
上手く利用されていない施設があったり、空き家が実はあったり
東照宮までお店に寄らずお客さんは一直線に足早に通り過ぎていったり。
そこにはまた要因があるのではないか…と模索。
最初のオリエンテーションで「課題の原因を深堀りしてみよう」というアドバイスがあった。
まさにそうで、実際にお店の方にお話を聞くと思わぬ地域の実情に触れることが出来たり。
この日はまた、改めて人に話しかける、尋ねることが地域を知る上で一番大切なのだと感じました(もっと勇気出せたら良かった。1年生の後輩は観光客の外国人の方に英語で話しかけてた!)。
おいし~羊羹やさんにてお話を聞く
西町のカフェにて。
②発表すること
今回は貴重な機会をいただけた。
さとびとの土呂部での普段の活動を報告させていただくことができたのです!
願ってもない、さとびとや土呂部をアピールして助言をいただくチャンス~!
と思いきや、ガチガチに緊張して発表自体あまり良くなかっただけでなく、
内容が合っていなかったような?
さとびとの活動の報告ではあるけれど、その会の趣旨や発表を聞いてくださる人の層を見据えて興味を持って聞いてくれるような発表の流れにしなければいけなかったな、と反省。
みんなとても貴重な時間を割いて聞いてくださっている訳で。
今回それを実感できてとても良い機会となれた。
緊張しすぎて声が出ないかと思った…
特別ゲスト・SUKIMACHIのおふたりの発表本当に素晴らしかった。
③プレゼン講評
深夜になるまでかかってみんな案を練っていざ自分たちの成果をプレゼン!
審査基準は「新規性」「社会的インパクト」「実現可能性」「横展開・応用可能性」の4つ。
全てをこなすのはさすがに難しいです。
それでも考え抜いて日光チームが発表した。その後の講評で、
「仮にこの提案がうまく軌道に乗った時予測される弊害・問題点」を指摘してくださった方が。
私はゴール(だと思っていたもの)を勝手に決めてそれ以降を考えていなかった。
常に何かが起これば周りに影響し、そこで予測される事態をも想定して事業というものは行わなければならない。
その方は「社会人になると行動や発言に責任が伴う」ということもおっしゃっていた。
そしてもう一つ。「“だれ”が最終的に改革案を行なうのか」。
提案はどの地域も常に行われている、様々な主体によって。
でもそれを担うのは誰?
地域内で人が少なく維持していくのが大変で沢山の役を持って忙しく過ごしている地域の方?
それとも予算が増えるわけでなく今後さらに仕事が増えるかもしれない行政なのか?
「“私”がやると言えば一番すんなりいくよ」、というのは確かにそう。
みなさん素晴らしいプレゼン。
ワークショップがとにかく煮詰まったり盛り上がったり深夜まで続き…。
どの班もすごく頑張りました
ここに書いていること以上に色んなことを気づかせてくれた2日間だったけれど…
日光合宿といっても、私が喋った以外、(土呂部はまだしも)栗山地域に全く触れなかったのが少し寂しく感じた合宿でした!おわり。
日光チームの4人!お疲れさまでした。
8月13-14日 とうもろこし販売キャンペーン!@土呂部
栃木県日光市土呂部地区にて
とうもろこし販売キャンペーンを行ないました!
このとうもろこしは、土呂部地区の有志「どろぶ」メンバーで日頃丹精込めて作った、とても美味しいとうもろこし。
さとびとも月に1度の頻度で、お手伝いさせていただいております。
/ ここがとうもろこし畑!! \
一番の魅力はその甘さ!
高冷地である土呂部地区で作るとうもろこしは、寒暖の差のおかげで格別の甘さになります!!
しかも採れたてとうもろこしをお渡しできるということでお客様に一番の甘い状態で味わっていただけます。
3年前から始めたこのキャンペーン、少しずつ活動が広がっております。
きっかけは学生が「どろぶ」の方の声を聞いて提案したこと。
「どろぶ」の皆さんにご協力いただきながら、学生主体で行なっています。
これまでの経緯をマンガにしてみました。
*なぜ土呂部でとうもろこしなのか
*なぜ学生がとうもろこしを販売しているのか
お客様に知ってもらえるように。
毎年、キャンプ場ドロブックルにて販売していましたが、
今年は初の取り組みで、キャンプ場に加え、土呂部地区の道路沿いにも販売所を開設!
こんな感じです♪
キャンプ場ではもちろんキャンプに来られた地域外の方々にお買い上げいただいておりましたが、道路沿いでは土呂部地区の方々にもお越しいただけたとのこと。
今までこの取り組みはなかなか土呂部地区の方に知ってもらえる・見てもらえる機会が無かったので、この路上販売は売り上げ貢献以外にも、とても重要な意味をもつ場なのだと感じました!
もちろん良いことだけでなく、反省すべき点や結局頼ってしまっていた部分も多くなってしまったこともあります。
私自身、とても迷惑をかけてしまい…
次への糧!と今は前向きにとらえていこうと思います。
この販売キャンペーンを行なって、
土呂部のとうもろこしのここだけの美味しさを多くの人に知ってもらうこと。
それを楽しみにキャンプ場に来るお客様が増えれば良いと思いますし、
さらに他の魅力も知ってもらうことで“土呂部”という地区に興味を持ってもらったり、ファンになってもらえたらなおいいな、と思います。
こんなものも、徹夜でつくったり…
色々直すところが。。
収穫風景**
special thanks!
Dフレのみなさん 朝早くの収穫 手伝ってくださり、感謝!
7月18‐19日 D‐frendsの活動へ!@福島県只見町布沢
先日、D-friendsの活動へ混ざって、福島県只見町にある布沢地区にお邪魔してきました。
D-friends(ディー・フレンズ)とは、宇都宮大学の学生有志による
「地域づくりサークル」です。略称は「Dフレ」。
福島県の農村集落に入り、5年前から活動をしています。
Dフレにはこんな面白いひとたちがいます。
◎サークルで大勢で布沢に行く際アシに困らないようバスをチャーターするため中型免許をとったひと
◎片道3時間かかる布沢の畑を借りて通いながら野菜をつくるひと
◎現役学生で休学して布沢地区のある只見町の地域おこし協力隊になったひと
今回乗ったバス。
…布沢にはこんなに人を動かすパワーがあるのですね!!
学生も一緒につくる、地域のお祭り
朝5時半に大学に集合し(なんとその数30名余!)、まだ朝のうちに布沢についたらお祭りの準備です。
観音様まつり。
テントも、食事も、出し物もみんなの手作り
地区の多くの方が集まる、顔を見せあえる、あたたかな雰囲気のおまつりです。
Dフレも、一緒にお祭りをつくっています。
たこ焼き屋を出店し
地域の方と混ざって踊り
学生でブナリン(只見町のキャラクター)体操を踊る!
そしてDフレの学生たちは、まるで少し離れた家族、孫のように地区の方とお話されていました。
田んぼを守る!草刈り
Dフレは布沢で田んぼをお借りしています。
2日目は朝から草刈りです☀
斜面を刈る面積が多く、バランスをとりながら刈り払い機を振り上げるのは大変でした。
でもこうやって労力として少しでも貢献できれば、何となく一員としていられる嬉しさがあったり、居場所がある感じがして、嬉しいものです。
(自分は決して上手とはいえない刈り方ですが…)
お宅訪問
布沢の中でもさらに地区を分け、学生が集落を歩きながらお宅訪問をします
お祭りに来ました、次回は普請(道づくり)に来ます、
調子はどうですか、畑はどうですか
一人暮らしのおばあちゃんからは、昔のお話も聞けたりします。
学生がお邪魔して活動をしていく際、このように少しずつ存在を知ってもらっていったり交流を重ねていくことは、地域で活動をする上で重要だと改めて感じます。
やりっぱなしではなく
Dフレすごいな~と思うこと
「車内反省会」
活動の振り返りを、また改めて集まってやるのではなく、帰りの車の中で。
何とも有意義な帰り道です。
後からだと忘れがちなことも、すぐであるから記憶も新しく一石二鳥です。
大変充実した反省会でした!
「参加者の声を、活動に生かす」
帰った後、Dフレからアンケートが。
今回、Dフレメンバー以外学生も来ました
メンバーでないからこそ、見えてくるものもある。
布沢のことや、Dフレというサークル自体についてのコメントを聞いていることが、より活動をよくしようという姿勢につながっております。
布沢地区のように誰でも温かく迎えてくれるD‐friends
これからもDフレのご活躍を願っております!
本当にお世話になりました。
D-friendsをもっと知る↓
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twitter:宇都宮大学 D-friends (@Dfriends_uu) | Twitter
*今回OBOGとして来ていた私と同じ代だった二人と、会えて、話せて、また新たな考えやパワーをもらえました。
すごくうれしかったです、これからも二人が色んな場面で活躍されますように!