9月24-25日 地元で生きるを考える@日光
9月24-25日で「地元で生きるを考える@日光」に参加してきました。
日光の街を歩いて地域のよいとこや課題を探したり、キーパーソンからお話を聞いたりして、1泊2日で日光市の改革案として2020年の未来新聞を作ろうというものです。
参加者は7人の宇大生と8名の他大生。東京方面からが多かったです。
宇都宮大学のCOC+主催です。大変お世話になりました。
確かによそ者が地域に入ることで新しい視点で色んな考えが生まれる―とはいえ、1泊2日で提言するのは気が引ける思いでした。
流れは、
1日目→市役所にて職員の方からのお話、フィールドワーク(日光・今市・足尾・奥日光)、日光で活動する3名によるトークセッション(うち1人は私)そしてそこから深夜までワークショップ!
2日目→ワークショップのまとめ、新聞づくり、発表。
めまぐるしい日程と、新しく刺激のある出会いに圧倒されながらの2日間、ずっと頭がぐるぐる。
日光についてこんなに考えていた2日間は人生初めて。
色んなことがありすぎたけれど、印象的だったこと3つ:
①観光地の現状
布袋田は日光チーム。
観光地が抱える問題は何となく、分かってはいたけれど
実際意識して歩いてみるとまた、違って見えてくる。
東照宮までの道 お店が沢山、外国人向けの案内が多くて折り紙の飾りなどおもてなしが素晴らしい一方
上手く利用されていない施設があったり、空き家が実はあったり
東照宮までお店に寄らずお客さんは一直線に足早に通り過ぎていったり。
そこにはまた要因があるのではないか…と模索。
最初のオリエンテーションで「課題の原因を深堀りしてみよう」というアドバイスがあった。
まさにそうで、実際にお店の方にお話を聞くと思わぬ地域の実情に触れることが出来たり。
この日はまた、改めて人に話しかける、尋ねることが地域を知る上で一番大切なのだと感じました(もっと勇気出せたら良かった。1年生の後輩は観光客の外国人の方に英語で話しかけてた!)。
おいし~羊羹やさんにてお話を聞く
西町のカフェにて。
②発表すること
今回は貴重な機会をいただけた。
さとびとの土呂部での普段の活動を報告させていただくことができたのです!
願ってもない、さとびとや土呂部をアピールして助言をいただくチャンス~!
と思いきや、ガチガチに緊張して発表自体あまり良くなかっただけでなく、
内容が合っていなかったような?
さとびとの活動の報告ではあるけれど、その会の趣旨や発表を聞いてくださる人の層を見据えて興味を持って聞いてくれるような発表の流れにしなければいけなかったな、と反省。
みんなとても貴重な時間を割いて聞いてくださっている訳で。
今回それを実感できてとても良い機会となれた。
緊張しすぎて声が出ないかと思った…
特別ゲスト・SUKIMACHIのおふたりの発表本当に素晴らしかった。
③プレゼン講評
深夜になるまでかかってみんな案を練っていざ自分たちの成果をプレゼン!
審査基準は「新規性」「社会的インパクト」「実現可能性」「横展開・応用可能性」の4つ。
全てをこなすのはさすがに難しいです。
それでも考え抜いて日光チームが発表した。その後の講評で、
「仮にこの提案がうまく軌道に乗った時予測される弊害・問題点」を指摘してくださった方が。
私はゴール(だと思っていたもの)を勝手に決めてそれ以降を考えていなかった。
常に何かが起これば周りに影響し、そこで予測される事態をも想定して事業というものは行わなければならない。
その方は「社会人になると行動や発言に責任が伴う」ということもおっしゃっていた。
そしてもう一つ。「“だれ”が最終的に改革案を行なうのか」。
提案はどの地域も常に行われている、様々な主体によって。
でもそれを担うのは誰?
地域内で人が少なく維持していくのが大変で沢山の役を持って忙しく過ごしている地域の方?
それとも予算が増えるわけでなく今後さらに仕事が増えるかもしれない行政なのか?
「“私”がやると言えば一番すんなりいくよ」、というのは確かにそう。
みなさん素晴らしいプレゼン。
ワークショップがとにかく煮詰まったり盛り上がったり深夜まで続き…。
どの班もすごく頑張りました
ここに書いていること以上に色んなことを気づかせてくれた2日間だったけれど…
日光合宿といっても、私が喋った以外、(土呂部はまだしも)栗山地域に全く触れなかったのが少し寂しく感じた合宿でした!おわり。
日光チームの4人!お疲れさまでした。